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【ホタテアレルギー?】慢性的に我慢してた胃痛、実はアナフィラキシーショックだった

みなさんは自分のアレルギーを適切に認識していますか? おそらく幼少期に何かを食べてアレルギー症状が出た。アトピー性皮膚炎を患って検査をしたら分かった。また幼少期にはあったけど、大人になるにつれて食物アレルギーがなくなったなどいろいろな例があると思います。

 

自分は24歳にして初めてアナフィラキシーショックを発症し、そこでホタテアレルギーと診断されました。それも医師が「こんな強いアレルギーは見たことがない」と言うほどです。でももちろん、それ以前にもホタテを食べたことはありましたし、ホタテの寿司は好物です。また今回、アナフィラキシーショックの原因になった食物は実はホタテではなく、あわびでした。そこでいくつか疑問点が残ります。

 

疑問

・なぜアワビを食べてなぜホタテの方にアレルギーが出たのか?

・大人になってから新しくホタテアレルギーを発症したのか?

・なぜこれまでホタテの寿司はなぜ大丈夫だったのか?

 

経緯

ある日、お隣さんからアワビをいただいたのですが、それをお昼ごはんに食しました。その後すぐに大学へ向かったのですが、電車の中で突然みぞ落ちのあたりに痛みを感じました。何かいつもと違ったことをしたかなと考えると、アワビを食べたことくらいしか思いつきません。駅に降りて、トイレで確認すると、肌に赤い点々ができてることが確認できたので、これはまずいとすぐ家に帰り病院へ向かいました。

 

医師に診察を受けると症状的にはアナフィラキシーショックとのこと。しかしながらアワビアレルギーというのは聞いたことがないというのです(調べることもできない)。とりあえずその晩は経過観察ということで入院することになりましたが、後日痛みがちゃんと引いた後で、アレルギー専門の病院へ向かいました。

 

そこで話すと、その先生もアワビアレルギーというのは聞いたことがないし、厳密には調べることができないと言われました。

 

可能性としては、アワビと謳いつつ実はホタテだった、もしくは特定の食物だけでなく他の食物と組み合わされて初めて発症するアナフィラキシーもあるとのことで、そちらの線で考えてみることになりました。

 

そこでまずは、前者のアワビが実はホタテではないかということを疑い、同じ貝類で、牡蠣とホタテでアレルギー検査をすることにしました。

すると後日先生から呼び出されまして、「こんな強いホタテアレルギーは聞いたことがない。おそらくアワビと謳っておきながらホタテだだったか、汁などに濃厚なホタテのエキスが含まれていたのだろう」というのです。(牡蠣は大丈夫でした)

 

 

これまでに何度もあった胃痛

確かに振り返ってみると、似たような胃痛に襲われたことはこれまでにも何度もありました。例えば旅館で懐石料理を食べたときや、港町近くの海鮮料理を食べたとき。2回に1回くらいの割合で胃痛が襲うという謎現象がありました。しかし、家でもホタテ含め海鮮料理を食べることはあったので、海鮮系のアレルギーを疑うことはなく、「温泉との組み合わせ?ビールで胃を刺激した上で、温泉入ると冷めたりして刺激される?」くらいに考えていました。

 

ちなみにその時の胃痛はおよそ12時間くらい続き、胃の辺りは大きく膨らみます。症状的にみると胃もたれと近いものがありますが、その痛みというのが尋常ではなく、夜は一睡もできないのはもちろんのこと、死を思い起こさせるほど辛いのです。それでも割と我慢強い方なので毎回耐え、翌日からは安静にしながらも一応元気という感じでした。

 

しかし、振り返ってみるとこれも全部アナフィラキシーショックだということがわかりました。確かに懐石料理などでは新鮮なホタテ、アワビが出されることも多く、海鮮料理を食べて胃痛になる理由もわかりました。

 

でもそれではなぜ、家で海鮮料理や寿司を食べる際は大丈夫なのでしょうか?

 

いわく、ホタテの新鮮度具合にもよるのだと。自分の中のアレルギー物質が、新鮮、海で取れたものと近ければ近いほど、敏感に反応するということもあるそうです。

ですから、寿司などでは取れてからかなり経ってる、また冷凍保存されてしばらく経ってるということもあり、アナフィラキシーショックが起きなかったわけです。

 

ちなみに寿司を食べた後に、症状としてはかなり軽くですが、口内炎のように口の中がピリピリしてるというのはありました。これは口腔アレルギーというやつで、アナフィラキシーショックの症状の一つだそうです。痛みは伴いませんが、重要な兆候の一つです。もし同じような症状があった場合はアレルギーがあると疑った方がいいと思われます。

 

 

対処法

大原則として、その食べ物を食べないこと。自然治癒はなかなか難しく、薬で防ぐことができるわけでもないので、これしかありません。

 

また誤って口にしてしまった時。その際はエピペンという注射薬を自分に刺します。これはアナフィラキシーショックを持ってると分かった場合に病院から処方されるものです。

注射自体はほとんど痛みを伴わないと言われますが、自分で自分の体に打つという点で抵抗感を覚える人がいるようです。そしてエピペンを注射した後に、症状が治るか治らないかかかわらず、救急車を呼ぶ。アナフィラキシーは症状が急変してもおかしくない病気ですので、自己判断をせずに、その際は遠慮なく救急車を呼ぶことが大切なんだそうです。

 

まとめ

今回は病院で発覚しましたが、まさかアナフィラキシーショックだとは思いませんでした。しかも記憶を遡る限り、高校生の頃からもう10回はアナフィラキシーに耐えてたということでした。

アレルギーとは一筋縄にはいきません。病院に行かないと気づけないことも多いですし、大人になってから発症する例もあります。

またまとめサイトなんか見ても「胃痛 痛み 症状」などと調べても、アナフィラキシーには辿り着けないことがほとんどです。 しかしアナフィラキシーは死に至るほどの危険なものなので、激しい胃痛を感じた場合などは、遠慮せずに病院へ行くことが大事だと思います。

 

 

  • 自己紹介

Yutaro

慶應義塾大学文学部4年 /TOEIC960 / Python歴2年(独学)、PHP,Javascript歴5ヶ月(業務)/ 応用情報技術者 /(⬇︎ホームリンク)

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